« ちゃりで旅をする | トップページ | 貴重なる留学生のデータ »

2006年8月23日 (水)

自転車で本州の最南端へ!

ちゃりんこで旅をすることを趣味にしているりお太郎は、ここ何年かは北海道に通い、1週間くらいのツーリングを楽しんできた。今年の夏も新潟からのフェリーで自転車を持っていき、北海道を旅してこようと思っていた。

北海道に行くのを思い直して、旅先を変更するきっかけになったのは、なにげなく地図帳を見ていたら本州最南端という場所を見つけたことだった。その場所があるのは紀伊半島の先っぽ、和歌山県の串本町、潮岬(しおのみさき)である。りお太郎は最南とか最北という場所が好きで、北海道にある日本の最北端の宗谷岬、最東端の納沙布岬(北方領土には行けない)、また沖縄にある最西端の与那国島、最南端の波照間島(沖の鳥島には行けない)にも行ったことがある。それらはすべてちゃりんこの旅だった。だから、ちゃりで本州最南端まで行くことは、なかなか魅力的な計画だった。

Mk_map 紀伊半島には世界遺産の熊野古道や温泉で有名な白浜があり、また伊勢や志摩などにもりお太郎は行ったことがないので、一度は行ってこようという気になった。今回のちゃりの旅は和歌山市からはじめ、紀伊半島をぐるっとまわって、伊勢神宮がある伊勢市まで、海岸沿いを距離にすると約500km走ることにした。なにげなく立てた計画だったが、これが思いのほかたいへんな道のりで、かなりきつい旅になるのだった。

日程は8月11日から17日で、和歌山市までは電車で大阪を経由して行き、帰りは伊勢市から名古屋に出て新潟に戻る予定にした。さて、旅の苦労は自転車に乗る前から始まった。ちゃりが入った輪行バックをかついで、駅のホームからホームへの移動がものすごくきついのだ。それは、ちょうどこの8月の半ば全国的に猛暑だったからである。和歌山駅にたどり着いた時すでにヘトヘト、体が溶け出すほど暑い。気温はなんと38度まで上がっている。汗びっしょりになりながらも自転車を組み上げ、いざ潮岬に向けて出発したのだが、あまりに暑くて足がまわらない。熱中症が心配になってくる。この時、北海道に行っておけば良かったと後悔したが、もうおそい。しかも、大阪方面からの海や観光地などに行く行楽客で、交通量がめちゃめちゃ多いのである。ふらふらしていたら海に行く若者の車にひかれそうになる。さらに!海岸沿いに国道を走っていたが、かなりアップダウンが激しい。1日目から、ずいぶん過酷な旅になったと思った。

Pict0002_2 りお太郎はちゃりだと一日100kmを目安に旅をしてきているが、今回それはあきらめて、休憩を多くとりながら、朝と夕方まだ涼しい時間帯に最も力を入れて乗ることにした。2日目に白浜を通過し、やっとそこから交通量が減って楽になり、3日目に潮岬のキャンプ場に無事到着した。キャンプ大好きなりお太郎だが、風呂にも入らず、熱帯夜をテントで寝ることは気持ちの良いものではない。テントの入口は風通しをよくするために開けて寝たので、体中を蚊にさされた。三重県に入ってもアップダウンの多い道ばかりだったが、5日目になんとか志摩まで来れた。紀伊半島は思っていたよりもずっと山が多くて、その山々は海まで迫ってきている。海岸沿いを走っていてもいくつもの峠を越えなくてはならないのだ。でも起伏のある入り組んだ海岸線は美しく、素晴らしい景色がたくさん見れた。志摩の海岸線もリアス式海岸なので、自転車で走るには面倒なところだった。北海道の長いまっすぐの道がなつかしく思えた。

Pict0022相賀浦という南伊勢市の小さな集落の海岸でキャンプしたとき、ちょうどお盆の祭りの日だった。地元の中学生、高校生たちがワイワイ集まっていたところにキャンプしていたら、その子たちと自然に仲良くなれた。見た目ちょっとやんちゃな男の子もいたが、みんな純粋な感じで、男女がとても仲良くてさわやかだった。一緒に花火を見たりして、りお太郎にとって良い思い出になった。

地図を見ながら旅の計画を立てることは楽しいが、やっぱり行ってみないと分からないことが多い。旅は実際にやってみないと何があるか分からないものだ。まだ今回の旅だけでは、紀伊半島を少ししか知ることができなかったが、りお太郎なりにいろんな発見をしてきたと思う。

|

« ちゃりで旅をする | トップページ | 貴重なる留学生のデータ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ちゃりで旅をする | トップページ | 貴重なる留学生のデータ »