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2007年1月16日 (火)

ヨーロッパ・アルプス “ドム”

Dscn0068りお太郎にとって、アルプスの少女ハイジは、永遠の“癒し系”のアイドルだ。大自然の中で、はつらつと走り回っている姿にはとても和まされるし、そこには何にも勝る美しさがあるように思える。この間、BSの再放送でやっていて、懐かしくてTVに食いついて見ていたら、奥さんに呆れられた。多分、りお太郎は子供の頃からスイスの景色に憧れを抱いていたのだろうし、ハイジやおじいさんが暮らしているような場所のバックに聳えているようなアルプスの高峰に登りたいと思っていたに違いない。

96949マッターホルンのふもとにあるスイスのツェルマットはすばらしい町だと思う。まわりは4,000mを超えるアルプスを代表する山々に囲まれ、氷河や湖の景観には飽きることがない。しかし、ツェルマットやグリンデルワルト、フランスのシャモニーなど、登山のベースになるような場所は、有名な観光地でもあり、どこか垢抜けた都会的な一面も持っているので、騒がしいところでもあるのだ。だからハイジが住んでいそうなのびのびとしていて、落ち着いた田舎的な雰囲気を味わうことは難しい。

Dscn0128ツェルマットから電車で何駅か北に行くと、ランダという村がある。りお太郎は“ドム”という山(意味は大聖堂)に登るためにそこを訪れた。実はただ登山のためにたまたま通っただけなのだけど、その田舎町に来てはじめて、まるでハイジが走ってきそうな景色と出会うことができた。お金持ちが建てたような洒落たログハウスではない、山の景色とマッチした、古びたホンモノのログハウスが立ち並び、畦道には花が咲いていた。(何の花だか忘れたことが残念!)お土産屋さんのようなものなど無いから、そこで暮らしている人たちの人家と自然がとても近いような感じがした。

67756ドムという山はイタリアやフランスとの国境にあるのではなく、完全にスイスの国内にあり、ホントの意味でスイスで最も高い山(ドムより高いマッターホルンやモンテローザはスイスとイタリアの国境にあるので、スイスだけの山とは言い難い)だということが、りお太郎の登攀意欲を掻き立てた。実際登山口から山頂までの高低差が大きいので、登るのがけっこう大変な山でもある。ドム以外の有名な山々は登山列車やロープーウェイで標高を稼げるようになっている。そのドムを無事登頂し、くたくたに消耗して下山してきた時は、ランダのスイスらしい景色によって癒され、登山の達成感と疲労感が染みわたってきた。

もし、ハイジが本当に出てきたら、一緒にヨーデルを歌いながら、アホみたくスキップしていたに違いない。

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