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2007年4月 2日 (月)

アメリカ視察 ③

りお太郎は2日間プレスコット大学に滞在し、先生たちと話をしたり、授業に参加させてもらったりした。

プレスコット大学には、学生が約500人ほど在学していると聞いたのだが、生徒がいったいどこにいるのか皆目見当がつかないくらいキャンパス内は静寂だったので、りお太郎は不思議に感じた。それについて聞くと、学生たちはそれぞれ10~15名ずつくらいで、アリゾナ州の各地、またはカリフォルニア州やメキシコまで出かけており、授業はキャンパスとはまったく別の場所で行われているからだということだ。滞在中、その遠征から帰ってきたグループを見かけたが、大きな荷物いっぱいの車に乗った学生たちはイキイキとしていて、みんなが精悍な感じがした。

Dscn7205_2Dscn7206_2Dscn7207Dscn7218Dscn7219Dscn7215Dscn7216Dscn7217学生たちが、備品が保管されている校舎(倉庫にしか見えない)で、手際よく備品をきれいにしたり整理をしたりしているのを見させてもらったが、あまりにも多い学校備品の数にりお太郎は度肝をぬかれた。ラフトボートは10隻、カヤックは海用、川用とあわせると40隻くらいあるだろうか?クライミング用具に関しては、日本のどこのお店よりもずっと充実したギアが揃っている。クライミングロープは50本以上あった!テントに炊事用具、学校の近くにスキー場なんて無いのに、スキー、バックカントリー用品までありとあらゆるものがすべてあった。I-nacのマテリアルルームと比較などはできない。

また、りお太郎は授業に参加させてもらうことができた。その中で印象に残ったのが、実習(75日間の遠征!!)にむけての企画・準備の授業で、授業時間のほとんどを学生たちが主体的になってすすめていた。75日間という、ありえないほど長期にわたる実習なのだが、それもいくつかのセクションに分かれているようで、その時はクライミングのセクションの準備をしていた。学生たちは効率良く役割分担をした上で、食料計画なんかを行っていたのだが、みんながそれぞれかなり個性的で、りお太郎は見ていておもしろかった。

アメリカ人は我が強いから、意見を出し合ったりしていると、まとまらないだろうと思っていた。その授業でも、体育会系っぽい学生、勉強が好きそうな知的な感じの人、ヒッピーみたいなやつ、根っからのクライマーとクライミングなんかやったことないインドア派の学生と、ホントいろんなヤツがいた。それぞれが遠慮などせずに主張していて、そばで見ていると迫力を感じる。

そんな中で学生たちが意外にもスムーズに実習の準備をすすめていたことに驚いた。だけど、ひとたび議論になると、全員が熱くなってじっくりやり合っていた。例えば、そのクライミングセクションのチーム編成は、バランスや経験値、各自の希望などをさんざん言い合い、頭の中で考えていることすべて全員が出しきるまで相当時間を費やした。(結局、りお太郎が滞在している間にチーム編成は決まらなかったようだ)。とにかくみんな物凄くアツい奴らで、りお太郎には彼らの情熱がひしひしと伝わってきた。

Dscn7211

Dscn7214_1教室内での議論にメドが立たず、屋外に移動して議論をつづける様子!」

I-nacのアメリカ研修では、プレスコット大学に滞在する期間はずっとホームスティをすることになる。I-nacの学生たちはひとりずつプレスコット大学の学生のお宅に泊まらせていただくのだ。英語でちゃんとコミュニケーションがとれるかは心配だが、きっと良い経験になるだろう。

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