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2007年7月27日 (金)

秘湯マニアは山登る

Dscn7762 山岳プロ学科の学生のひとりが八ヶ岳でインターンシップをしているので、早速視察してきました。その学生に会いに夏沢峠にあるヒュッテ夏沢まで登りましたが、途中に学校登山で来ている中学生たちとすれ違いました。昨日は3つの学校、総勢100名を越える中学生と出くわしたので、あいさつするのも疲れてしまうくらい「こんにちは~」を連発することになりました。ちなみに、I-nacのインターン生はガイドのアシスタントという立場で、そういった中学生たちを引き連れて登山をすることになります。

さて、この夏沢峠の近くには、りお太郎のお気に入りスポットがあります。峠の東側を下りていくと“本沢温泉”があり、ここには“日本最高所の露天風呂”があるのです。硫黄岳中腹の標高2,150mのところにあるワイルドなお風呂で、当然ここまで車で入ることは不可能で、登山をしなくてはたどり着くことはできません。北アルプスの白馬鑓温泉(標高2,100m)と並び、アクセスが困難な高所温泉として、りお太郎を含め、多くの登山者たちを魅了しています。

498205540_0209d02834 海外には、なかなか日本ほど多くの温泉に恵まれている国はありません。それでも、りお太郎はアクセスが悪い秘湯を探して、苦労して訪れたことがあります。その中で、特に良かった温泉のひとつが南米ボリビアの最高峰“サハマ山”の麓にある温泉です。サハマ山は標高は6,542mの高山で、温泉(お風呂というより、池のようなかんじ)は標高4,000mの大自然の中にあるのです。ここまでは首都のラパスからオンボロバスで約6時間、そこから徒歩で3~4時間の行程でやっとたどり着けます。広大な大地がひろがるアンデス山脈にあり、周辺は5,000mを越える山が立ち並ぶだけでなく、リャマが放牧されていたり、フラミンゴが飛んでいたりして、お風呂(池)に浸かりながら見ることができる景色は雄大なものです。

16239_1 りお太郎はサハマ山を登るつもりで、ここを訪れましたが高山病がつらくて登頂を断念し、温泉の周辺でキャンプ&トレッキングを楽しみました。今度行く時は、サハマ山の頂上まで絶対に登りたいと思っています。日本からの登山者はまったくいないような山ですが、最近のニュースでボリビアの大統領がサハマ山を訪れている様子が出ていました。国全体が標高の高いところにあるボリビアで、サッカーの国際試合が開催できなくなってしまうという新制度に反発し、自ら高所でサッカーをやってアピールして、ラパスのような標高の高い場所で試合をしても大丈夫だという理解を求めたようです。

りお太郎の経験から言うと、富士山よりも高いような場所で激しい運動をすることは相当つらいものがあると思います。高山病にもなっちゃうし、ゆっくり歩いて登山していても、フラフラになってしまうのです。ちなみに、サッカー熱がすごい南米の人たちによって、世界で最も標高が高いところで開催された試合という記録が、サハマ山の頂上で作られているそうです。いろんな意味でスゴイな~と思います。

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